ジュネットは大切な相棒を肩に下げ宿舎の中を歩いていた。
食堂を過ぎようとした時、見慣れた二人が座っていた。
「よぅ、ジュネット!」
最初にこちらに気づいたのはチョッパーだ。
ジュネットも笑顔で答えると二人の傍による。
「あれ?カメラ戻ってきたのか?」
ティルはジュネットの肩にかかっているカメラを見つけ、呟いた。
ジュネットはうれしそうに顔を綻ばせる。
「あぁ、ハミルトン大尉が取り返してくれたんだ。」
「ほぉ…。」
ティルは感心したように声を上げる。
「彼、伯父が軍人でなかったら私のような職業につきたかったといっていたよ」
「ふぅーん。」
チョッパーは興味なさそうに寝ているカークを弄っていた。
「ブレイズ、チョッパー」
視線を向ければナガセがこちらを見てたっていた。
カークが尻尾を振って彼女に走りよる。
「任務よ、至急司令室に来て。」
ナガセはそれだけを言うとカークをひとなでして食堂を立ち去った。
ヒューとチョッパーは口笛を鳴らす。
「相変わらず、笑わねぇ…。」
けっと面白くなさそうにチョッパーが言うのにティルは苦笑いを浮かべる。
「そんなことないよ。この間カメラ向けたら笑ったよ?」
「え!!!?」
声を上げたのはチョッパーではなくティルだ。
「…」
「え?」
ジュネットは驚いた様子でティルを見、チョッパーを見た。
「あれだ、ホの字…。」
「へぇ。」
ジュネットは楽しそうに笑った。
「な、ち、違う!!そんなんじゃ…」
「現像したらあげるよ?」
「あ、ありが…ってち、違う!!俺は唯、尊敬…。」
「はいはいはいはい、ティル。ナガセが待ってるぜ。」
チョッパーははんば引き摺るようにティルをつれて食堂を出て行った。